文化遺産 (世界遺産) - Wikipedia 文化遺産 (世界遺産) ポータル 世界遺産 ユネスコ が登録する 世界遺産 は、その特質に応じて「文化遺産」「 自然遺産 」「 複合遺産 」に分類されている。 この項目では、そのうち「 文化遺産 」(ぶんかいさん)について扱う。 2021年の 第44回世界遺産委員会 拡大会合終了時点では、文化遺産は897件登録されている [1] 。 分類 世界遺産条約 では、文化遺産は次の3つのいずれかに分類されている。 記念物
概要 世界遺産は、「顕著な普遍的価値」を有する 文化遺産 や 自然遺産 などであり、1972年に成立した 世界遺産条約 に基づき、世界遺産リストに登録された物件を指す。 世界遺産条約は ユネスコ 成立以前、20世紀初頭から段階的に形成されてきた国際的な文化財保護の流れと、 国立公園 制度を最初に確立した アメリカ合衆国 などが主導してきた自然保護のための構想が一本化される形で成立したものである。 世界遺産は、政府間委員会である 世界遺産委員会 の審議を経て決定される。 その際、諮問機関として、文化遺産については 国際記念物遺跡会議 (ICOMOS)が、自然遺産については 国際自然保護連合 (IUCN)がそれぞれ勧告を出し、両方の要素を備えた 複合遺産 の場合には、双方がそれぞれ勧告する。
概要 文化遺産は、広義では人類の文化的活動によって生み出された 建造物 、 遺跡 、 美術品 、 音楽 、 演劇 などの有形(不動産・ 可動文化財 )・無形の文化的所産のことをいう。 各国政府および国際機関は、文化的所産の中でも学術上、歴史上、芸術上等の価値が高く、後世に残すために保存等の措置が取られるべきものを、特に「文化遺産」あるいは「文化財」と位置づけ、 条約 、 法律 、 条例 等による 文化遺産保護制度 の対象としている。 保護の対象となる文化遺産は、それぞれの制度の制定目的に応じてそれぞれであるが、制度によっては純粋な文化的所産のみならず、 天然記念物 のような自然の産物が含まれることもある。
登録名別 世界遺産の一覧 (英語索引) 世界遺産の一覧 (仏語索引) 地域別 大州別 世界遺産の一覧 (ヨーロッパ) 世界遺産の一覧 (アジア) 世界遺産の一覧 (オセアニア) 世界遺産の一覧 (アフリカ) 世界遺産の一覧 (北アメリカ・中央アメリカ) 世界遺産の一覧 (南アメリカ) 国別 国名の配列は五十音順。 アイスランドの世界遺産 アイルランドの世界遺産 アゼルバイジャンの世界遺産 アフガニスタンの世界遺産 アメリカ合衆国の世界遺産 アラブ首長国連邦の世界遺産 アルジェリアの世界遺産 アルゼンチンの世界遺産 アルバニアの世界遺産 アルメニアの世界遺産 アンゴラの世界遺産 アンティグア・バーブーダの世界遺産 アンドラの世界遺産 イエメンの世界遺産 イギリスの世界遺産 イスラエルの世界遺産
日本 の 世界遺産 (にっぽんのせかいいさん、にほんのせかいいさん)は ユネスコ に25件登録されており、 文化遺産 が20件、 自然遺産 が5件である。 文化遺産 自然遺産 複合遺産 まだ、日本には自然遺産かつ文化遺産の特徴を持つ遺産は存在していない。 危機遺産 なし 地域別 現在、47 都道府県 中27都道府県( 北海道 、 青森県 、 岩手県 、 秋田県 、 栃木県 、 群馬県 、 東京都 、 富山県 、 山梨県 、 岐阜県 、 静岡県 、 三重県 、 滋賀県 、 京都府 、 大阪府 、 兵庫県 、 奈良県 、 和歌山県 、 島根県 、 広島県 、 山口県 、 福岡県 、 佐賀県 、 長崎県 、 熊本県 、 鹿児島県 、 沖縄県 )に世界遺産がある。 分布図 法隆寺 姫路城 京都
ユネスコ が登録する 世界遺産 は、その特質に応じて「 文化遺産 」「 自然遺産 」「複合遺産」に分類されている。 この項目では、そのうち「 複合遺産 」(ふくごういさん)について扱う。 概要 複合遺産は「文化遺産」「自然遺産」それぞれの 登録基準 のうち、少なくとも一項目ずつ以上が適用された物件をいう。 言い換えれば、一帯の自然環境と、そこでの人間の文化的営為が、ともに顕著に普遍的な価値を有するものと認定されることが必要である。
キプロス共和国 詳細は「 キプロスの世界遺産 」を参照 ギリシャ共和国 詳細は「 ギリシャの世界遺産 」を参照 クロアチア共和国 詳細は「 クロアチアの世界遺産 」を参照 サンマリノ共和国 詳細は「 サンマリノの世界遺産 」を参照 ジョージア 詳細は「 ジョージアの世界遺産 」を参照